行雲流水

エッセイ

細かすぎて伝わらないフェチ

私は熟女好きである。
それ自体はさして珍しくはないが、私には細かいフェチがある。それはメガネだ。


メガネフェチなら珍しくないよ、とあなたは言うかもしれない。だが、私はただのメガネフェチではない。

 

具体例を言おう。
ある日突然、40代半ばの女性がメガネをかけてきた。私は疑問と期待を胸にこう尋ねる。「あれ、メガネどうしたの。目悪くなったの?」。するとその女性は「少し老眼になったみたいだから、メガネ買ったの」と答えた。

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
初めてかけたメガネが老眼メガネ、萌えーー!!
私はただのメガネフェチではなく、〝初めてかけたメガネが老眼メガネフェチ”なのである。