行雲流水

エッセイ

パンツのゴムと現実

UNIQLOでパンツを4枚買う。今回もMサイズだ。
以前より太ったので、正直少しきつい。だが、サイズアップは、なんだか負けたようで嫌だ(何と戦っているんだ?)。

 

数日後、買ったパンツを履いてみた。
4枚とも同じMサイズだが、きつさが違う。緩いのときついのがある。
緩いほうは何とか履ける。きついほうは・・・。
現実を認めたくない。無理に履く。息子が苦しそうだ。
1回でゴムが伸びる。丁度履けるようになる。
ゴムと一緒に現実を歪めた。
少し歪んだMサイズを履いて今日も生きていく。