行雲流水

エッセイ

孤独が好き

最近、孤独になっていない。
平日も休日も常に誰かが傍にいる。

孤独は寂しいとか、辛いとか、悲しいとか、そんな風に思われているが、私は孤独が好きだし、孤独なしでは充実を味わえない。

独りで食事したり、独りで音楽を聴いたり、独りで出掛けたり、独りで寝たり、一日中誰とも会わず、一言もしゃべらない日がほしい。自分を知る人が誰もいない島に行き、一週間ぼーっとしたくなる。唐突にそう思うことがある。

「人から理解されたい」と言う人がいる。
私は自分のことなんて誰にも理解されたくないし、自分が何を考えているか、何を思っているかがバレるなんて真っ平ごめんだ。それはきっと、自分の良き理解者は自分しかいないと思っている節があるからだろう。

自分のことを好いてくれている人達に囲まれていても、独りでいる時間がないと何もかもうんざりしてくる。忽然と、どこかえ消えてしまいたくなる。

ふぅ、最近一人になれないストレスをとりあえず日記に書いてみた。
それでは、おやすみなさい。