行雲流水

エッセイ

「えっ、そんなところまで舐めてくれるの!?」的なプレイを嫌な顔一つしないでしてくれる女

起業時、cannonのプリンターを購入した。このプリンターはすこぶる調子がよく、私は痛く気に入った。7年ほど使い倒し、ついに寿命を迎えることとなった。私は同じ型版を購入しようと決めていたが、残念ながらそのプリンターはもう製造中止となっていた。

仕方なく、EPSONのプリンターを購入した。使い始めた当初から、「こいつとは、うまくいきそうにないな」と直感。案の定、このプリンターはすこぶる調子が悪く、5枚中1枚の確率で詰まる。封筒にいたっては20枚中1枚しか印刷に成功しない。

前のプリンターと今のプリンターを喩えるなら、
前のプリンターは、気が効き愛想もよく、「えっ、そんなところまで舐めてくれるの!?」的なプレイを嫌な顔一つしないでしてくれる女だ。一方、今のプリンターは、我儘で愛想も悪く、基本的なペロペロ行為も、お願いしないとしてくれず、したとしても嫌な顔をしながらする女だ。

新しいプリンターだからと言って、いいプリンターとは限らない。若い女だからといって、いい女とは限らない。

そろそろ替え時だな。