行雲流水

エッセイ

正直なスーパー

妻に買い出しを命じられ、私は近所のスーパーへと向かった。
牛乳にパンにうどんに納豆。それと枝豆を買うのが私の使命だ。

納豆の陳列コーナーで納豆を選んでいたら、賞味期限が切れている物やもうすぐ切れるものが、さも当たり前のように並んでいる。
ここのスーパーに来るのは、細かい字が読めないお年寄りばかりだから、まぁ大丈夫だろう。←大丈夫なのか?

広告の品を買い物カゴに入れてレジに行く。ピッピッピッとバーコードを読み取る音。表示される価格。そして、安くなっていない広告の品。まぁ、このスーパーでは珍しくない光景だ。