行雲流水

エッセイ

私が女性をチラチラ見てしまうのは、女性が芸術作品だからである

私は女性をチラチラと見る癖がある。
街ですれ違う女性やエレベーターで一緒になった女性、信号待ちしている女性やカフェでお茶をしている女性。いつも目で追いかけてしまう。

なぜだろうと考えた結果、一つの答えに辿り着いた。私は女性を芸術作品として見ているのだ。
白く細やかな肌に柔和な曲線、すらりと伸びた脚と細い指。可憐に膨らんだ胸とお尻、そしてその膨らみを惹きただせる細いウエスト。あぁ、なんと美しい。私はその美しさについつい惹きこまれ、鑑賞せずにはいられないのだ。

決して、好色な目で見ているわけではない。断じてそれは違う。私は純粋に芸術を愛でているのだ。
とりわけ美しい女性を見たとき、私はいつも思うことがある。
「一発ヤりたい」。