行雲流水

エッセイ

読書家は、馬鹿である

読書家というのは奇怪なもので、本を読めば読むほど、読みたい本が増えてくる。
永遠に終わりがないことに気づいていながらも、嬉々として読むのを止めない。本という怪物に、お金だけでなく、魂まで捧げちまっているのかね。