行雲流水

エッセイ

ウォシュレットを覚えた私

今さらですが、ウォシュレットを始めました。汚れているお尻に噴水をあてるなんて何て不衛生なんだ!と思い、今まで敬遠していました。ですが最近、拭いてからすればいいんじゃね?という落とし所に気づき、早速使ってみることに。

はじめてのウォシュレットは、ドキドキとビクビクでいっぱいでした。お尻のどこに当たるのか分からないし、水圧の加減も分からないかったからです。今では何となく感覚は掴めましたが、ドキドキ感は今も変わらずにあります。初めて使った感想は、「あっ♥」でした。

ただ、注意すべきは噴水の強さですね。私は、料理は激辛が好きですし、歯磨きも硬めを使いますし、マッサージ機は強設定です。辛甘、硬軟、強弱の選択では、いつも上を選ぶ人間なのです。でも、ウォシュレットはあきまへん。ありゃ私のナイーブなお尻には強過ぎます。イボも「こりゃアカン」と言っておりました。これは段々と慣れていくものなんですかね? 熟練者は、強を御用立つしているのでしょうか。そんなわけで、水圧設定が強になっていたら、慌ててボタンを何度も押して最弱にして使っています。

気をつけなきゃいけないのは、使い終わった後、自動的に水圧設定が強に戻っているトイレです。「さっき弱で使ったから、今も弱だよね」と油断していたら、「あっーー!!!!」となります。

そんなわけで、初心者のウォシュレット体験記でした。