行雲流水

エッセイ

今日のクリスマスイブは、来年のコロナを占う大事な日

廃業を知らせる張り紙。
流川を歩いていると、灯りのないお店が目につくようになった。コロナの影響により、客足が遠のき、お店を維持できなくなったのだろう。こころなしか、「テナント募集中」の看板も増えてきたように思う。減りゆく街の灯りがコロナの影響を如実に映し出している。
 
政府は、経済対策として様々な給付金、助成金、補助金、融資制度をリリース。ここら辺まではよかったのだが、gotoトラベル、gotoイートなど、感染拡大の最大要因である県外移動と会食を推進する政策は、経済を回すためとは言え、何とも滑稽なものに見えた。
 
その影響もあってか、連日、感染者数の最多記録を更新している。もはや、医療崩壊の一歩手前である。そんな中迎えるクリスマスイヴ。
 
性なる夜と言えば、男女らが身体を重ね愛を確かめ合う日。今この時期にまぐあえば感染拡大は必至。人類は、コロナ禍において性なる夜を楽しむのか、それとも自粛するのか(できるのか)。来年の命運は、今日この日にかかっていると言っても過言ではない。
 
私なら自粛できるので、美女をください。

 

 

コロナ禍、子どもを保育園に預ける意味

地元でコロナ感染者が連日出た。我が町の名がニュースに流れると今まで以上にコロナを身近に感じ、危機意識も高まる。
大変なのは、子供を預かってくれている保育園だ。今までも十二分にコロナ対策をしてきてはいるだろうが、今後ますます気を配ることになるだろう。
案の定、催し物は延期となり、送り向かいをする大人も体温検査が必須となった。
こうまでして子供を預ける意味はあるのか。仕事の邪魔になるとはいえ、家で見ることもできなくはない。そんなことを考えながら、子供のいる教室へ向かう。通りすがり、20代の愛らしい保母さんと挨拶をする。明日も預けよう。

ネットラジオ

最近、知人女性とネットラジオを始めた。週一のペースで毎回楽しくお話ししてそれをアップロードするだけの簡単な配信なのだが、毎度毎度自分の滑舌の悪さにゲンナリする。しかし、それを補って余りあるぐらい自分の話の内容が面白く、ついケラケラと笑いながら聞き入ってしまう。世に出ていないのが不思議なぐらいだ。惜しい人材だと思う。気づけば、毎回5度は聞き返している。

あたたかい焼酎

近場のスーパーに売られていた安めの芋焼酎。
ものは試しにと買って飲んでみたら、甘い香りが漂う期待以上の味だった。
4日間で900mlを飲み干した。
空になった容器を見た妻が「同じの買ってこようか」と言ってくれたが、
「あると飲んじゃうからいいや」と断る。
とはいえ、冷える夜は口淋しい。深夜こっそりと妻の薬草酒をチビチビ飲む。
翌日、調味料が宅配便で届く。
収納しようと台所下の扉を開けると一本の焼酎が置いてあった。あの焼酎だ。
ということで、昨夜もあたたかい焼酎が飲めた。

接触不良だと思われる赤外線ストーブ

おそらく接触不良だと思われるが、我が家の赤外線ストーブのスイッチの調子が悪い。うまい角度と力加減で押さないとスイッチが入らない。
今朝、妻がスイッチを連打していた。「あんっ、もう本当に調子悪いねこれ。さっきから押しているけど入んない。新しいの買いに行かないとね」。よく見たらコンセントが抜けていた。

なくならないインク

10月に購入したプリンターをまだ開封できていない。前のプリンターのインクが大量に残っており、これを使い切ってから切り替えたいからだ。インクが7色あるのだが、ちょうどいい塩梅でインクがなくならない。足りないインクを買い足したら、今度は買ったインクが余ってしまう。そんなことの繰り返し。

徒労

妻が植物公園で催される演奏会を聴きに行きたいと言うので、急きょ、植物公園に行くことになった。電車の乗り継ぎは調べて出発したもののバスの時間まで調べてなかったため、バス停に来て直行バスでは間に合わないことを知る。仕方なく、途中まで方向が同じバスに乗り、途中下車して歩くことに。演奏開始5分前に到着。しかし整理券はすでに完売していた。クタクタになったので、演奏会場の近くにあるカフェで軽い食事を取りながら休むことにした。会場から音楽が漏れて聴こえてくる。煮詰まった苦いコーヒーを飲みながら、鬼滅の刃と情熱大陸の曲に聞き耳を立てる。

 

帰宅。

 

あまりの徒労感にネトフリで『コブラ会』を7話観てしまう。